CRNシリコーンを含め大抵の型取り用シリコーンは、離型剤を使わなくても複数回の脱型は可能であると思われます。(条件により変わります)
それはシリコーン内に含有している内部離型剤や、シリコーンゴムの強度などにより差が出てくるものであります。
CRNシリコーンは高強度(引裂き強度)タイプという事もあって通常タイプよりは、良い結果が出ていると自負しております。
ですが離型剤を使用しない場合には、型取りのたびにゴム型の劣化が早く進みます。
続いて離型剤についてです。
代表的なものとしては、シリコーン系やフッ素系があり、それぞれの効果に違いがあります。
型取りの際に初めから使うことによって、ゴム型を長持ちさせる効果を発揮します。
一般的にですが
◎シリコーン系は、比較的安価で脱型も容易な物が多いですが、2次加工(塗装、接着)が不得意とされる。
◎フッ素系は、高価ですが、離型性と二次加工が良好な物が多い。
上記2点のバランスがある程度取れているのが、変性シリコーンタイプの離型剤ではないかと考えております。
当店では、変性シリコーンタイプの「メタフォームBS」を販売しております。
何回か複製して、劣化を感じてから離型剤を使われる方もいらっしゃいますが、
ゴム型を長持ちさせたい場合は、初めからメタフォームBSを使用されることをお勧め致します。
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